最近の漫画喫茶の充実ぶりには驚いた。
(って言ったら遅れすぎって笑われたけど。めったに行かないので知らなかったんだもんー。)
某チェーン店に初めて行ってきたのだけれど、
ドリンク飲み放題だわ、2,3人で個室使えるわ、
パソコン・ネット・プレステ使い放題だわ、DVDはあるわ・・・
すごいね。自分の部屋みたいに使えるわけだね。
個室ファミレスのような、カラオケのような形態でした。
で、しっかりたっぷり読んできた。
「ピアノの森」 一色まこと これ面白い。
ピアニストの息子の「修ちゃん」と、貧乏だけどピアノが天才的な少年「海(カイ)」との友情と成長のお話です。
天才と秀才の対比みたいなのって松本太洋のピンポンとか花男とかシロとクロとか、あのあたりの感じを思い出させる。
この話の素敵なところは、秀才があんまり捻くれてなくて、すごく素直でまっすぐなところじゃないでしょうか。捻くれは捻くれで好きなんだけど、捻くれない秀才になんだか救われる。がんばれ!!と思ってしまう。
秀才であるピアニストの息子の修ちゃんと、そのお父さんであるピアニストの雨宮氏、そして天才側は、貧乏な色街育ちの海と、かつて天才ピアニストとして活躍したのに事故で全て失ったアジノ先生。この2チーム?の対比がまたおもしろいです。
それにしても秀才は苦悩するんだね。修ちゃんは最初から海の天才ぶりと自分の限界を自覚してしまうから、自分と似ているお父さんの限界も見えて(いるような気がして)しまっていたんだけど、少し大人になったときに意を決してお父さんのコンサートに出向く。そこで、偶然耳にしたお父さんへの評価に、救われる気持ちになる。
お父さん(=修ちゃん)は天才的ではないけれど、人をあたたかくするピアノを弾くことができる素晴らしいピアニストだ、ってこと。その価値に気付く。
その場面が今後の修ちゃんの成長を示唆してくれているようで楽しみです・・・。